留学プログラム

麗澤大学ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻の留学プログラムは特別です。

1980年代半ば、当時まだ東独にあったイェーナ大学と交換留学制度を発足させて以来、毎年多くの学生がドイツ各地の大学へ留学しています。学生の大部分が長期留学に出かけるため、2年次後半から3年次前半は、日本に残る学生の方が少ないのが普通です。短期留学も合わせると留学率は90%を超えており、このようなことは日本全国見渡しても他に例がありません。

専攻として留学が重要だと考えているのにはいろいろな理由がありますが、あえて挙げるとすれば、ヨーロッパにいるアジア人としてマイノリティーの立場を体験できること、家族と離れて暮らすことで自立しなければいけないこと、言葉が通じない状況でどう意思疎通をするかチャレンジできること、通学時間やアルバイトがないので友人とだらだらしゃべったり人生について考える時間がたっぷりあることなどがあります。

留学から帰ってきた学生たちは、顔つきや学びに対する態度が変わり、大きく成長しています。その成長ぶりをみるのがいつもとても楽しみです。

新型コロナウイルス感染症拡大により一時的に中止をしていた留学プログラムは、幸いなことに2022年3月から再開することができました。「留学」はドイツ語専攻の最大の強みです。これからもどんどん盛り上げていきたいと考えています。