2020年は、コロナウィルスの感染拡大のため、留学プログラムはすべて中止せざるを得ませんでした。しかし、長年の提携関係のおかげで2020年5月という早い段階からイェーナ大学と協力してオンライン・プログラムを開講することができました。時差のため、日本は夕方からの、現地は午前中の授業です。現地の教員がZoomを通して、こちらにいる学生に授業をしてくれました。2020年10月からも2年生全員をイェーナ大学に登録し、週2回以上のオンライン授業を行いました。学生たちは、タンデムパートナーも紹介してもらい、現地の日本語を学ぶ学生ともコンタクトを取ることができました。このプログラムに参加した学生の体験記もぜひご覧ください。
現在は、ドイツ学術交流会(DAAD)が助成する国際研究プロジェクト(通称:GIPプロジェクト)が実施されています。これには、ドイツ・イェーナ大学が中心となり、台湾・国立高雄技科大学、韓国・ソウル大学校、日本からは麗澤大学と獨協大学が参加しています。そこでは、東アジア各国の学生たちがオンラインでイェーナ大学の授業プロジェクトや、合同のエアフルト夏季語学研修で一緒にドイツ語を学ぶ機会が設けられています。
オンライン留学は、さまざまな理由から現地に行けない学生にも留学時と同レベルの授業を提供できるため、今後もさらに盛り上げていきたいと考えています。