長期留学

ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻の長期留学は、2年次後半から3年次前半までが一般的ですが、半年間、3年次後半や4年次前期での留学も可能です。留学時に履修した科目は、麗澤大学の単位として認定されます。半年および1年間留学できるのは、次の大学です。

  • Friedrich-Schiller-Universität Jena(イェーナ大学)
  • Martin-Luther Universität Halle-Wittenberg (ハレ大学)
  • Universität Rostock(ロストック大学)
  • Bergische Universität Wuppertal(ヴッパータール大学)
  • Philipps-Universität Marburg(マールブルク大学)
  • Universität Regensburg(レーゲンスブルク大学)

留学プログラムの詳しい概要については、大学HPの留学・実習プログラム紹介をご覧ください。

留学中は、現地でインターンシップもできます。これまでの学生たちは、幼稚園や小学校、老人ホームやサッカークラブ、動物園や植物園、図書館や劇場などで2週間程度の職場体験をし、多くのことを学んできました。インターンシップは、現地のコーディネーターが紹介してくれる場合もあれば、自分で探し出してくる人もいます。 

さらに「何のために留学するのか」という目的意識を高めるため、留学中にプロジェクト活動を取り入れることにしました。ドイツに滞在するだけでも多くのことは学べますが、漫然と過ごすよりも自分の関心に沿って研究プロジェクトを実施する方が意味があるからです。1年次2学期から現地で行う研究プロジェクトを計画し、実施する準備をします。現地で実際にフィールドワークやインタビューをしたら、帰国後その報告をまとめ、発表します。

他専攻の学生でも、第二外国語でドイツ語を履修していれば、ドイツへ長期留学することができます。ドイツ語を学ぶだけでなく、現地で英語で開講されている授業にも参加できるため、2つの言語を身につけることが可能です。留学費用も、英語圏と比べると半分から3分の1で済むため、おすすめです。

たとえば、清水彰吾さん(2018年卒業)は、英語コミュニケーション専攻でしたが、ドイツへ1年間留学しました。自分の可能性を大きく広げた話は、Reitaku Journalの記事にあります。

また、ドイツ語専攻の浅利瞳さん(2021年卒業)は、韓国語が好きで、3年次の後半から韓国の釜山外国語大学校に留学し、現地でドイツ語も韓国語も学びました。留学体験記は、こちらから読むことができます。

このように自分の専攻する言語を、別の国に滞在しながら学ぶ「クロス留学」はドイツ語専攻としてもイチオシです。ぜひ多くの人に利用してほしいと考えています。